2015年 02月 11日
生活発表会を行いました!!
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「1年の集大成!!」
在園児 2幼 全園児 行事 「生活発表会」
今日はみかづき第二幼稚園 第37回 生活発表会
子どもたちがドキドキワクワク最高潮の日です!
園長先生のあいさつで生活発表会の幕開けです
まずは、満3歳児と年少児の歌と合奏
幕が開いた瞬間、子どもたちは心の中で「うわ~」っと感じつつも、おうちの人に聞いてもらえる喜びいっぱいで、歌ったり合奏したりしました。
見てもらえる喜びは大きな力になる、その証拠に子どもたちの声は今までにない張り切った声でした。
年中児ともなると、またガラッと様子が違ってきます。
客席のおうちの人をしっかり見つけ、少し恥ずかしそうに、でも自信たっぷりに歌いました。
1000人ほどのお客さんの前で舞台に立つことだけでも緊張で足が震えるほどなのに、子どもたちはやっぱりすごい!!
さあ、可愛い衣装に着替えて、満3歳児のダンスです。
大好きなおうちの人見ても、泣かない!!偉い!!
こんな小さな体に、どれだけのパワーを備えているのでしょう。
子どもたちの初舞台を嬉しそうに見守るお家の方達を撮さずにはいられませんでした。
年少児は、ダンスに加え、みんなでセリフも言います。
ドキドキはみんなで半分こ。ワクワクは二倍に!!
4月当初は泣きながら登園していた年少児が・・・。考えるだけで感動です。
小さなハプニングはつきもの。
みんなが見てくれている喜びのあらわれでしょう、いつもより手も足も大きく上がり、
帽子も脱げました!上履きも脱げました!!
でも、そんなハプニングにも動じず、知らん顔して踊りきるこどもたち!!
これって大人でも難しいことですよね
舞台の袖から子どもたちの用意は始まり、曲が鳴る前からポーズをとってスタンバイ。
そんな可愛い姿がなんとも愛おしい年少さんです。
年中さんになると、少人数でセリフを言う劇にチャレンジです。
もちろんお話の内容には、各クラスのねらいが隠れています。
舞台袖で始まる緊張感を味わう子どもたち。
長いセリフも大きな声で、堂々と言えていました。
みんなで一緒に何かをすることが、少しずつ面白くなってくる年中さんです。
年長児は、オリジナル劇や、英語劇、高知のお話にチャレンジしました。
年長になると、お話の内容を理解し、演じる気持ちが芽生えます。
オリジナルの劇では、クラスの子どもたちへの担任のメッセージも込められていました。
セリフを覚えるだけではない、心の通った劇。子どもたちの心にも通じてくれたかな?
英語劇では、難しい発音や単語にもチャレンジ!!身振り手振りも日本とは違う。
しかし、しっかり覚え堂々と舞台に立ちました。
担任だけではなく、いつも教えてくれている英語の先生と子どもたちとの信頼関係がなければできない英語劇。
できないと諦めるのではなく、チャレンジの大切さを知りました。
「私らあは高知家やき」
高知のお話にチャレンジしたクラスの家庭の中には、実際にお話の場所である久礼まで出向き、子どもたちとお話の足取りを辿ってくれた方もいたようです。
さあ、舞台の幕が開く。子どもたちの思いがお客さんに通じるかな??
楽しい劇だけではなく、やさしく悲しい劇もあります。
伝えたい思いは、年長児になると子どもたちには通じます。
だから、お父さんやお母さん以外の見てくれている人達にも、ちゃんと心に伝わるのですね。
年長児は、裏方も自分たちでします。
そんな姿を撮ろうとカメラを向け、シャッターを押すと、一斉にふり向かれ、「シー!!」と釘を刺されてしまいました。
それくらい、みんなでする劇に集中し、心を一つにしているのです。
友だちの演じる姿も見守り、ハプニングには子どもたち同士で助け合う姿も見られます。
こんな子どもたちの姿にも、感動が耐えません。
そして、最後は年長児の歌と合奏。
心のこもった子どもたちの表現と、堂々とした姿に、客席も舞台裏も感動で、涙が溢れていました。
ただ歌う、ただ合奏する ではない。
「みんなの心を一つにしてやろう」と
子どもたちに、少し難しいことを伝えてきました。
「知らんぷり」
今CMでもとりあげられるほど、切ない言葉です。
人と人とのコミュニケーションが希薄になり、「人は人」「私は関係ない」と知らんぷりする人が増えてきています。
だから相手の心が分からない。
気持ちが分からない。
だから、自分も分かってもらえない。
「どんな気持ちかな?」
と、人のことを考えることができなくなります。
「知らんぷり」は「心がひとりぼっち」になってします。
子どもは、たくさん愛されることで安心して生活ができます。
大人からはもちろん、周りにいる友だちにもそうです。
私たちは子どもたちに普段の生活の中でも、色んな行事の中でも、必ず周りの友だちの存在を伝えてきました。
普段の遊びの中のケンカでも、お弁当を食べているときでも、運動会の競技でも、作品展に向けての作品作りでも・・・。
自分が良ければいいのではない。
幼稚園での集団生活だからこそ学ぶべきものは多いと思います。
「心を一つにすることは、一人が欠けても成立しない」
そんな難しいことにも、子どもたちなりに理解していました。
これまで子どもたちに伝えてきたことを、まだまだ小さな6歳の子どもたちですが、心を一つにしてお客さんに届けることができたように思います。
最後に、園長先生が、これまでの過程と一緒に子どもたちをたくさん誉めて認めてあげてください。そして、見えないところで支えてくれた人への感謝も一緒に話してあげてください と挨拶をしました。
上手い下手、間違った間違えなかった、セリフを覚えた覚えてなかった 「出来ばえ」ではありません。
これまでの生活の中で、
「自分」を出しあえることができたからこそ、自分を知ってもらえたり、友だちを知ることができたこと。
その安心感があってからこそ、自分の思いを人の前で出せるようになること。
大切な仲間がいるから、一緒にがんばれたり、舞台に立って表現できるようになっていること。
ぽっかりできることではなく、これまでの生活があってからこそできる生活発表会です。
実際に4月には人前で話せなかった子どもたちもいました。しかし、その子に今どんなことが必要か、先生との信頼関係や友だちとの信頼関係があってからこそ、自分を出せるようになってきました。
当日、具合が悪くてお休みになってしまった子どもたちも含め、みかづき第二幼稚園の子どもたちみんなのここまでの輝きを本当に嬉しく思います。
当日子どもたちのお世話をしてくださった園児係さん、壁面剥がしや、幕の開け閉め、スムーズな客席移動の為に陰で一生懸命支えてくださった執行部さんや役員さん、寒い中外で道具の出し入れをしてくださった役員さんなど、子どもたちが安心して発表会ができるように、大きな力をくださり支えてくれた保護者の方がいてくださったからこそ、迎えられたことを心から感謝したいと思います。
また、ドキドキワクワクしたり、緊張したり不安になったり、子どもたちの心の変化をご家庭で支えてくださった保護者の皆様にも大変感謝いたします。
本当にありがとうございました。
年度末まで残り1ヶ月ほどとなりました。
残りの生活、進級進学にむけて、しっかりと締めくくりをしたいと思います。
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by mikaduki1978
| 2015-02-11 13:32
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